名前
テン 本名はヘビになった時に捨てた。
出身
「静観・不戦、探求」を秩序とする根、「青の根」
固有色場所
目。ヒトだった頃は白目が青く、瞳は黒かった。
物静かな壮年の男。
若いころに激化した言い争いを仲裁、その時にヘビとして認識され根を追われる身となった。
青の根は技術の発展が進んでいるのもあり、機械類の操作は得意。
自身をヘビと断じた根の事は恨みこそしていないが、好いてもいない。自身を「青のヘビ」と呼称するのも「自分のルーツは青の根で、基本価値観が青の根である」という表現方法のひとつでしかない。

根に関する差別意識は自覚が無いだけでしみついた習慣として「道具や素材類は青か緑の根のものが質がいい」といった細かいものは残っている。

有翼だが飛行は不可能。野生動物や蛮族化したヘビ、ヘビ狩りに対する威嚇として広げる事はあるが、普段は畳んだまま。

身体能力は並み。やや不便な藪での生活でも困らない程度の体力はある。
藪の比較的治安のいい森の中にある崖の岩をくりぬいた家に住んでいる。
青の根の知識や技術をフル活用した家のため、外観は岩肌むき出しで無骨だが、中は案外快適な居住空間となっている。
家の一角に個人で続けている研究サンプル等が集められた小さな博物館のような部屋がある。
来客時に絶対に他人を入れることはない、いわば「趣味の部屋」。

白衣のようなものを着ている事が多いが、あまりこだわりは無い。下半身は尾もありズボンは動きづらいため特に何も履いていない。
ツノは目の後ろ、頬骨付近から伸びている。芯が角質ではなく骨なので、ぶつけたり叩いたりすると頭に響く。
常に首をすくめたサギのような姿勢をしている為首は短く見えるが、伸ばすと頭一つ分ほど背が高くなる。

テン曰く「青のヘビは我が強い」とのことで、例に漏れずテンも我が強い。
根では他者との密な干渉がタブーだった為、自分の機嫌は自分で取れる。スルースキルも高く、声を荒げて怒るようなことは滅多にない。静かに諭すように怒る。

青の根ではなく、「根」という「秩序という建前でヒトをヘビと断じる『国』」が嫌い。

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