やぶへび書庫

2.色の根と黒の薮

ヒトが生きる「国」でもある「根 」と、ヘビが向かう事になる「薮(やぶ)」のこと

色の根

「根」はそれぞれ「色」を持つ。 赤、青、緑などの単色の他、緑青や黄緑などの混色、青・黄や赤・紫など二色の組み合わせとなっている根もある。 根に住む人々は「根の色」をその身に写し、根の「秩序」に従い生きている。

根の秩序

根の秩序とは、「静観・不戦・探求」「医術・誠実」「闘争・不敗」など、人々の在り方を定めるものや「禁忌」として破ってはならない決まりを定めるものがある。 多くはその秩序に疑問は抱かず、それらを「当たり前」として受け入れ、生きている。

根と根の関わり

根と根は交流がある。 それぞれ特産物や技術の進歩が大きく異なるため、多少危険はあるが交易団の派遣が盛んな根も多い。 街道が整備された地続きの根は限られており、多くは「藪」を通り抜けねば大きく迂回する以外たどり着くことは難しい。 それでも尚、自国(根)の為にと旅をするものも少なくない。

黒の藪

根と根の間、隙間を埋めるように存在するのが「藪」と呼ばれるヘビが潜むと言われる無法地帯だ。根の秩序に従えず、周囲に「ヘビだ」と断じられた者たちが逃げ込む黒い世界。 藪に文明は栄えず、野生動物と野党、そしてヘビ達がひっそりと身を寄せ合う小さな集落が点在する。

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